こんにちは!Hiroです!
今回はクアラルンプールの中でも絶対に行ってほしい場所の一つ、「ピンクモスク(プトラモスク)」への行き方を体験記と共にご紹介します。
このピンクモスクはクアラルンプール郊外にあり、電車とバスを乗り継ぎます。
少し複雑なところもあるので、この体験記を読んで簡単に目的地に到着できるようにしましょう!
半日はかかるスケジュールにはなりますが、クアラルンプールに行くからには必ず訪れたい場所の一つです。ぜひ最後までお読みください!
▼前回の記事はこちら
ピンク(プトラ)モスクの概要を解説
ピンクモスクとは、正式名称ではなく、「プトラモスク」というのが正式名称です。
場所はクアラルンプールの中心地から南の地点にあります。
外観がほぼすべてピンク色であることから馴染みやすいピンクモスクという名が広くしれわたったのだと思います。
1999年に建築され、周辺はプトラ湖という湖に囲まれ、隣には首相官邸がそびえ立つ何とも神聖な場所なのです。
外観に倣って内面もピンク、女性に貸し出しされるローブもピンクなので、可愛くも、しっかりイスラムを感じられる場所になっています。
※短パンなどで行った場合は男性もローブを切ることになります。
内部は15000人もの方を収容できるほど広く、モスク中央の仕切りより中の場所以外は裏側も自由に見学することができます。
周辺にはお土産屋さんやレストランもあるので、待ち時間もゆっくりと楽しむことができます。
【基本情報】
- 正式名称:プトラモスク(Masjid Putra)
- 一般見学時間(インターバルはムスリムの祈祷時間など):
土曜日~木曜日 9:00~12:30、14:00~16:00、17:30~18:00
※金曜日 15:00~16:00、17:30~18:00 - 入場料:無料
- 注意事項:過度な露出の多い服装、入場時間は変更になる場合あり
ピンク(プトラ)モスクへの行き方を説明(電車編)
それでは、気になるピンクモスクへの行き方を私の体験談をもとに解説していきます。
ピンクモスクへは、まずKLIAトランジットという路線で、「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅」というところに行くことから始まります。
なのでいつも通り、最寄りの駅からKLセントラルへ向かいましょう。
KLセントラルからは空港線でもある、KLIAトランジットという路線を使います。空港に行く際に使う路線でもあるので、少し割高ですが、迷う心配もなく、時間も短縮できるのでおすすめです。
チケットはカウンターで行きたい場所を伝えて購入する方式です。
▲無事チケットを変えたので、ホームへ降りていきます。
駅は2駅後と近く感じるのですが、1駅1駅が長いので、所要時間は約10分です。
約10分後、「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅」に着きました!
駅のホームの隣がすぐにバス停とタクシー広場だったので、すぐにピンクモスクにむかうことができます。
ピンク(プトラ)モスクへの行き方を説明(バス編)
次に、プトラジャヤ&サイバージャヤ駅からバスでピンクモスクに行く方法を解説します。
タクシーで行くのが最も簡単ですが、私は最も安く行く方法のバスを選択しました。
▲タクシーの場合は窓口があるので、ここで相談するとスムーズです。
バスで行く場合は、バスのホームのような場所にあるカウンターでチケットを買うことができます。
▲受付窓口
ここで購入するのがプトラペイというカードです。
このプトラペイを買うことでバスに乗車することができます。
(内訳:カード代金5RM、チャージ5RM)
このプトラペイでICカードのようにバスに乗ることができます。全て同じカードを使えればいいのですが、この場所(というか地域)限定のようです。
また、往復3RMで足りるのでチャージ分の2RMは余ってしまいます…。カード代金もデポジットではないので、返却などは特にありません。
=余計なお金が消える。ということです。
人数がいるのであれば、タクシーで行くべきですね。
バスは11番ホームといわれたので、そのホームに来るバスをホームのベンチに座って待つことにしました。
しかし、いっこうに来ない。。。
隣の停車場所にはバスが停まっているので、「まさか…?」と思いながら運転手に聞いてみると、どうやらそのバスでも行けるそう。
▲隣の12番のバスでも行けました
日本ではありえないことですが(笑)
東南アジアは適当なところが少しはあるので、少し不安や疑問に思ったら聞いてみる方が早いです。
(ちなみに15番バスという情報もあるので周辺のバスは聞いて回る方がいいかもしれません。。。)
危なくもピンクモスク行きのバスに乗ることができました。
20~30分ほどバスに揺られていると、ようやくピンクモスクに到着しました。
▲ピンクモスクのアップ写真
正直、想像の何倍も素敵な場所でした。湖や植物が周りにあり、リゾート地のような雰囲気がありました。
では、さっそく中の方を探索してみようと思います!
ピンク(プトラ)モスク内部探索|細部までの作りが緻密で神秘的
まず、入り口で係り員の方にど個から来たのか聞かれると思います。
普通に「JAPAN」というと、日本人の観光客はよく来るようで、日本語であいさつをしてくれます。
▲正面の入場口
私の服装は動きやすい長ズボンに半袖のシャツだったのですが、この格好ですと、ローブを着ることなく見学することができました。
女性はピンクのローブが必須なので来ていましたが、すごくかわいい色をしていて、珍しい1枚を撮ることができます。
借りるのも無料なので、何も準備する必要はありません。退場するときには日本人っぽく畳んで返しましょう
▲内側から入り口を見たとき
▲本館の入り口
モスク本館は土足厳禁でした。
本館の手前にたくさん靴が置いてある場所があったので、そこに靴を並べ、いよいよ本館に入場していきます。
本館はムスリム以外でも入ることはできるのですが、赤い仕切りがあり、一般人・観光客はそれより中に入ることはできません。
このスペースでピンクモスクを味わいましょう。
▲引きで撮った写真
模様なのか文字なのかわかりませんが、細かい!
運が良ければ案内している姿や、お祈りしている姿なども見ることができるかもしれません。
▲ピンクの尖塔の内側
▲尖塔の裏部分をズームして取った写真
1眼レフで撮るとモスクの細部までこだわってデザインされているのが本当に良く分かります。
鏡もステンドガラスのようになっていて、非常に美しかったです。
細かいところまでこだわったモスクには神聖な雰囲気を感じることができました。
ピンク(プトラ)モスク周辺を自由に探索
中を細部まで見渡し、満足したところで周辺を散策してみることにしました。
湖や公園に囲まれた素敵な場所なので、異国情緒を感じながらたくさん写真を撮ることができます。
ピンクモスクの本館の周りは自由に散策できるので、横からなども写真を撮ることができますので、1周ぐるっと回ってみることをおすすめします!
左側からは、大きなスリワワサン橋を見ることができます。
そして、裏側、右側は湖とそれを囲む森林を見ることができて、心が穏やかな気持ちになります。
▲穏やかな湖と森林
丁度お昼だったので、周辺のレストランとお土産屋さんにも行ってみました。
お土産屋さんはあまりほしいと思う品がなかったので、見るだけにして階段を下った奥にあるレストランで少し休憩をすることにしました。
▲「Selera Putra」は「プトラの味」レストラン周辺
この周辺のレストランで頼んだ料理がこちら
値段は少し観光地価格ということもあり、高めの設定でした。
見た目はそんなにいいとは言えませんが(笑)、お米もチキンもカレーもアイスティーも味はとても美味しかったです。
そしてここピンクモスク周辺には、もう一つの大きな建物があります。
ピンクモスクを正面に見た右側にある、マレーシアの首相官邸です。
入場・見学はできませんが、外観だけでもメインカラーにエメラルドグリーンを使った素敵な建物でした。
▲首相官邸
▲おすすめ写真スポット
ピンク(プトラ)モスクからKLセントラルへタクシーで帰ってみた
観光はおよそ2時間あれば満喫できると思います。
ピンクモスクは満足しましたので、クアラルンプール中心地まで帰ろうと思います。
バスで来ている場合、プトラペイで往復可能なのでバスを待つことにしました。
しかし、団体客用のバスしか見つかりません。到着した場所は広いロータリーの場所なのですが、しばらく待ってもなかなか到着しません。
路頭に迷っていると、急にタクシーの運転手が話しかけてきたのです。
と言われました。
正直、プトラペイがあるので損なことはしたくなかったのですが、この後に行きたい場所もあり、バスも来る様子がなかったので、素直にタクシーに乗ることにしました。
(10RMも日本円で300円なので激安なのですが笑)
他の日本人との相乗りも考えて近くの方に声を掛けましたが、その方々はそのまま空港に向かうらしく、逆方向だったので断念しました。
タクシーの運転手とは車内でいろいろ話し、自分が日本人と分かってからは一段とテンションが高くなりました。
なんだか日本がすごく好きらしい…。兄弟が横浜にいるだとか。
もともとプトラジャヤ&サイバージャヤ駅に行くつもりがKLセントラルまで送ってくれることになりました(笑)
それも+20RMで。KLIAトランジットと比べても同じくらいなので、これはありがたい!
細かいお金がないといっても向こうで降ろせば大丈夫と言ってくれたので、お言葉に甘えてそのまま乗らせてもらいました。
車内では、クアラルンプールの高速道路に乗りながら、情報収集もかねてたくさんお話しました。
日本について(日本の好きな場所や、食べ物、食文化など)と、こちらもマレーシアについて(これから行くマラッカやペナンのことなど)を聞くことができて現地の方の有益なお話を聞くことができました。
すごくフレンドリーな運転手だったので、1時間くらいの移動時間があっという間でした。
KLセントラルのモノレールの場所まで送ってくれました。
もう一度言いますが、料金は全部で30RMでした。
交渉によってはこのくらいの料金でピンクモスクに行けるということですね!
参考になればうれしいです。
まとめ|ピンクのローブがかわいい映えモスク+首相官邸
今回は、ピンク(プトラ)モスクへの行き方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ピンクモスクはマレーシアの中でもとても神聖で美しい場所であり、クアラルンプールからそこまで時間もかけずに来ることができるので、非常におすすめの観光地です!
昼間の明るい時間もいいですが、SNSなどを見ると夕方の夕焼けに輝くピンク色のモスクもすごくきれいなので、行きたい時間を計算してぜひ行ってみてください。
行き方も、私は一人旅だったので単価で乗れる電車とバスを利用しましたが、人数がいればタクシーで行くのがおススメです。
旅行の種類などによって行き方を変えるといいと思います。
この日はモスク三昧にしたくて昼過ぎにピンクモスクを後にし、午後はブルーモスクへ向かいます。
次回の記事をお楽しみに!最後までお読みいただきありがとうございました。