こんにちは!Hiroです!
今回は、私がケアンズの最終日の早朝に参加した熱気球のツアーについてご紹介します。
オーストラリアで熱気球?と思う方もいるかもしれないですが、ケアンズ郊外には熱気級に適した気候の場所があります。
この熱気球体験が思ったよりもすごく、思い出に残ったので皆さんに詳しくご解説しようと思います。
ケアンズ旅行のオプショナルツアーをどれにしようか悩んでいる方には必見の内容です。
早朝からのアクティブな体験で目を覚まして素敵な1日の始まりにしましょう!
▼前回の記事はこちら
熱気球はパイロット難易度の高いデリケートな乗り物
そもそも熱気球がどんな乗り物かご存じですか?
難しい話はできませんが、お風呂のお湯のように温かいものは上にいきますよね?
その仕組みを活用して、温かい空気をバルーンの中に集め空中に浮かぶ乗り物です。
一見可愛くふわふわ浮いているイメージですが、この操縦には相当な技術と知識がいるそうです。
熱気球パイロットの資格が日本はもちろん各国に存在します。
乗って分かったのですが、数百メートルの空の上で人を十数人乗せて空を飛ぶわけですから、それなりの緊迫感が走ります。外にずっとむき出しですし。
なので、熱気球は意外と危険な乗り物なのです。
また、熱気球の天敵は『風』です。
風があると安全に考慮して熱気球を飛ばすことはできません。飛ぶ時間は1時間近くにはなるので、そもそも風が全く吹かないカーム地帯でしか熱気球はできません。
なので、風の吹かない地域、そして風の吹かない時間帯の早朝に実施されます。
ケアンズには世界でも有名な飛行地の『マリーバ』という場所でやるので、決行率も高いですし、安全に熱気球体験をすることができます。
熱気球ツアーの持ち物とスケジュールと金額
熱気球体験の概要や注意事項についてご説明します。
熱気球体験ツアーにあったら便利な持ち物
熱気級体験は手ぶらで問題ないですが、実際に参加してみてあったらいいな~と思ったものがいくつかあったのでご紹介します。
- タオル
熱気球に乗るときはいいのですが、私が降りた場所がぬかるみの沼のような場所でした。汚れた時にタオルでふけると安心ですし、汗をかいたときに拭くことができます。 - 虫よけスプレーかクリーム
飛行場のマリーバは草木が生い茂っています。当然虫が地面にも草木にもいます。気候も温かいので蚊などに刺されて嫌な想いをしないように虫よけグッズはあった方がいいです。 - 防寒着
オーストラリアと言えど、早朝は少し肌寒いです。体調を崩さないように歯折れる上着が一枚あると安心です。 - 汚れてもいい靴を履いて参加する
サンダルでも問題ないですが、サンダルだと気球の中にいるときに誰かに足を踏まれるなどされると痛いです。
最後にバルーンの片づけ体験もあり汚れる可能性もあるので、汚れても良い靴で参加することをおすすめします。 - その他
スマホやカメラがあると下を飛び跳ねるカンガルーや、野生の牛など動物を見ることができるので写真が撮れます。
熱気球オプショナルツアーのスケジュール
熱気球は30分のコースと60分のコースがあり、私たちは30分コースにしましたが、正直30分で十分です。
そして実際のスケジュールが下記です。
04:15 | 各ホテル集合・乗客をかき集めて出発 |
05:45 | 世界でも有名な飛行地マリーバに到着 |
06:00 | 離陸準備が完了したら世界最大級のバスケットに搭乗しテイクオフ |
08:15 | 着陸後は気球を畳んで片付ける体験も! |
08:50 | ケアンズに到着→そのまま空港へ |
朝4時なので、とても速い時間からのツアーになります。寝過ごしたら終わりなので、しっかり起きましょう!
そしてこのツアーをするなら最終日の飛行機に乗る早朝に体験することをおすすめします。ツアーの申し込み時にそのまま空港に行きたいことを伝えれば、その車のままケアンズ空港に向かうことができます。
この方法が一番楽で最後までケアンズを堪能できる方法だと思います。
熱気球オプショナルツアーの金額
上でも紹介したように熱気球は危険の伴う乗り物です。
その分パイロット十分な資格を持って操縦しています。なので、少し痛手ですがそれなりの金額がしてしまうのもしょうがないです。
【熱気球30分フライト】
- ツアー代16200円
- 補償費 2400円
合計で18600円です。なかなかしますね…。
しかし、そのまま空港まで連れてくれるサービスと朝食もついてのこのお値段。
他のツアーとそこまで変わらないですし、何よりケアンズだからこその経験ができるので熱気球はおすすめのオプションです!
※変更取り消しがある場合は、3日前より50%、2日前より100%の代金を支払う規定があります。
ケアンズの熱気球ツアーの体験談
それでは実際に熱気球ツアーに参加して感じたことを写真と共により詳しくお伝えしています。
早朝に小型のバスでホテルまで迎えに来たツアーガイドさんについていき、熱気球の飛行場マリーバへ向かいます。少し時間がかかるので寝ても問題ありません。
途中、トイレ休憩を取ってくれるので、熱気球を降りるまではトイレには行けないのでこのタイミングで欠かさずトイレに行っておきましょう。
ケアンズからおよそ1時間でマリーバに到着します。
草と丘しかないこの地域に大きなバルーンが2,3個ありました。
さっそく気球の中に熱をためて準備をしているようです。その様子を横から見ることができます。
バルーンに火がついてしまうのでは?
と思うくらいの炎の強さでしたが、どんどんバルーンは空気を入れたように大きく、垂直になっていきます。
しばらくはこの気球が準備されるのを横から眺めているだけです。そして数十分後、いよいよ気球の下に乗り込んでいきます。
気球を下から覗くとこんな感じです。
造りはいたってシンプルでした。多くのワイヤーで私たちが乗る籠と気球が離れないように、たるまないようにしっかりと固定されています。
今回操縦を担当してくださるパイロットはこの方。
上のバーナーなどの気球の操縦機器から周囲の環境を測る機器までいろんな機材を扱い、私たちを空の旅に連れてってくれます。
終始真剣な表情で操縦してくださいました。
そして気球は空に上がっていきます。
他にも2機ほど気球が上がっていたので、その写真を撮るといい感じです。少し天気が曇っていましたが、360度このマリーバの土地を見渡すことができました。
何より、風が心地よく、一面グリーンの土地に心が浄化されていきます。
下を覗くと、野生のカンガルーや牛の姿を見ることができます。
今回私は動物園に行けなかったので、カンガルーが飛び跳ねて移動する様子を見て感動しました。意外トめちゃくちゃ早く移動するんですね(笑)
しばらく飛行が続き、上下を繰り返していろんな景色が見れるように配慮してくれます。
炎の加減で調節している様はとても繊細でした。そっちの操縦方法も気になってしまいます(笑)
途中、上記のような気球に乗っている写真も撮ってくれます。
すごく合成っぽいですが、、しっかりと撮った写真です(笑)
30分あればしっかりと熱気球を体験することができました。60分はやはり長い気がします。
だんだん高度を下げて着陸地点に向かっていきます。
どうやって着陸して出るんだろうと思っていたのですが、繊細な微調整でソフトに着陸できました。
そして出るときは乗客が乗ったまま気球を倒します。
籠の中にある取っ手をしっかり握って倒れたのを確認してから一人ずつ脱出です。これがアトラクションみたいで面白いです(笑)
全員無事降りることができたら、乗客とパイロット全員で記念撮影。笑顔でとの思想に写真を撮りましょう!
最後にこのバルーンの解体作業があります。
けっこうめんどくさいですし、下はぬかるみなので、足元には気を付けて行いましょう。バルーンの解体もなかなか体験できることではないので面白いですよ。
その後、行きと同じようなバスに乗って朝食を食べれる場所に移動して食べます。朝食らしいご飯にデザートやドリンク、お酒もサービスしてくれました。
そのまま空港に向かってくれます。1~2時間くらいかかったと思います。
朝早く疲れますが、飛行機で寝れます!
帰国前の午前にとてもいい体験ができ、満足できるアクティビティでした。
まとめ|ケアンズ最終日の思い出に熱気球はおすすめ
いかがでしたか?
ケアンズでは熱気球は人気上位に並ぶツアーの一つです。その魅力が少しでも伝わり、ツアーに組み込む参考になれば幸いです。
何より、帰国の最終日フライトが昼近辺の方にはそのAMに熱気級体験をするのがおすすめです。
最後の最後までケアンズを満喫して帰国してください。
これで私のHIS初夢フェアを利用した旅行も最後になります。この他にもグレートバリアリーフやキュランダ、パロネラパークなどの観光地にも訪れたので、そちらの記事もぜひお読みください!
ケアンズは町自体は狭いですが、周囲を自然に囲まれ、観光地の多くて旅行しやすい場所だと改めて感じました。
卒業旅行、カップルでの旅行にぴったりです。旅行に行く際はケアンズを候補に入れてみては?
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
【ケアンズの他の観光地も知りたいという方はこちら】